2003年03月22日(土)
IBM Think Pad R40のリカバリ悪戦苦闘
今日は昨日の夜遅くまでホームページの更新をやっていたので、午前中はひたすら睡眠モードだった。 猿君が来ることになっていたのだが、11時に地元の駅に来るというので、電話がかかってきたら起きることにしていた。 すると、10時台後半になって、 「ごめんなさい、寝坊しました」 という連絡が来た。普通なら怒っているところだが、自分もそのときまで寝ていたので、今回は俺にしては珍しく穏やかだった。 しかし、この後が問題だった。俺は電話の受話器を置くと、そのまま眠りこけてしまったのである。 電話の音で気が付いたときには12時台後半に突入しており、猿君はすでに駅の改札口を出て、近くのスーパーの前をうろついている状態だった。 とりあえず急いで迎えに行って、マックで飯を食って部屋に戻ってきた。 猿君は新しいノートパソコンを最近買ったらしく、それを持ってきていた。 今日はそのインストール作業や、ネットワークの設定に関する説明を中心にやっていた。 午後はとりあえずウイルス対策ソフトとか、ディスクメンテナンスソフトとか、そんなものばっかりを入れていた。そして何かの拍子に、何処を弄くったときからか分からないのだが、やたらとPC-Talkerの起動まで、ログオンの音楽がなってから時間がかかるようになってしまった。 その後、近くのファミレスまで飯を食いに行った後、俺の行っていた大学の寮の部屋の間取り図を書いてやったりしていた。 彼は来年から俺と同じ大学に行くから、寮に引っ越す前に荷物の対策を作っておきたいと言うことだったので、間取り図の中の荷物を置けそうなスペースに印を付けたり、どの辺に何を配置するかなど、紙の上でああでもないこうでもないと離していた。 その後、どうも先ほどから起動が遅いのが気になって、買ったばかりだと硫黄のにパソコンをリカバーすることにした。 これはIBMのパソコンだったので、リカバリCDが着いていなかった。 そこで、リカバリCDを作るツールをインストールした。というよりも、「Rapid Restore PC」というソフトでリカバリCDを作れると聞いたことがあったので、それをやってみたわけだ。 ところが、こいつは純粋な工場出荷時のリカバリCDを作成するツールではなく、現在のHDDの状態をバックアップするツールだった。 詳しくはこちらをご覧いただきたいのだが、とりあえずこいつはリカバリツールではない。 しかもこいつはそのパソコン音HDDにバックアップ専用の領域を作ってそこにデータを保管するから、無駄なディスク領域を大量に使ってくれる。 しかも、俺たちがやったときには、ひたすら1時間半ぐらいバックアップに時間がかかったので、絶対にこいつはおすすめ出来ない。 そこで、純粋に工場出荷時の設定に戻す方法を探してみると、起動時に 「To start the Product Recovery program, press F11」 と出たらF11キーを押すとリカバリーのメニューが出るとここに書いてあったので、その通りにやってみたのだが、 「ぴーぴーぴーぴーぴー」 というやかましい音が出るだけで、その後普通に起動してしまう。彼の機種は「ThinkPadR40」らしいのだが、この機種ではこれはどうやら使えないらしい。 そこでスタートメニューの中にある「Access IBM」というヘルプを見てみると、どうやらこれは、起動時に「AccessIBMキー」を押すことで、リカバリーのメニューが出てくると言うことだった。 これはこれで分かってしまえば便利なのだが、全くIBMもページを最新の情報に更新しておいて欲しいものだ。 リカバリーをしようと思ってRapid Restore PCにチャレンジしてから、結局3時間以上もなんやかんやで無駄な時間を費やしてしまったのだから。 俺や猿君は、或程度パソコンのできる人間だからまだこれで住んだけれど、そうでない初心者、特に視覚障害者はこんなことでは絶対にすまされないと思う。 自分で調べようと思っても説明書は読めないし、パソコンに詳しい目の見える人が近くにいるとは限らない。 だから攻めても、「AccessIBMキー」ではなく、「Recoveryキー」とか「Recovery and restoreキー」などのようなわかりやすいキーの名前にして欲しいものだ。
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