2002年05月01日(水)
ついにLinuxマシーン所有
今日は5時間目の卒検の時間に、初めて自分のLinuxサーバーを持った。 最初なんだかデフォルトでインストールしてあっただけで、Telnetでログインすらできなかったんだけど、先生が何とか設定を変更してくれて、それなりに使えるようになった。 まず最初に、何とか音声環境でEmacsを使えないかと思って、MS-DOS上で走るVkermitというソフトを使ってTelnetでサーバーに接続して、そこからチャレンジしてみると、かなり使いにくい者の何とか使うことはできた。 具体的にはEmacsを起動してすぐに、うるさいのでGrph+F11でVDMのスキャン読みを止めた後、カーソルキーでたどっていく。もちろんそのとき現在カーソル位置の文字は音声発生されないので、Grph+Tテンキー5で現在位置の文字を読み上げて対応した。 もちろん上下カーソルでもこの状態では行読みしないから、Grph+Kで読ませるわけだ。 ということで、何とかEmacsが使えるので、.bashrcを書き換えてプロンプトをシンプルな「% 」だけに変更した。このままにしておくと、エンターを押す旅に、長いプロンプトを音声が読み上げてうるさいからだ。カレントディレクトリなんてだいたい分かっているし、いよいよ分からなくなれば「pwd」を打てば良いだけだ。 そんなわけでエディタも使えるので調子に乗った俺は、同じゼミのWinona君のアカウントを作ろうとして「adduser」コマンドを使おうとした。しかし、 Command Not Found と出てきて全く使い物にならない。 そこでWinona君が手元の本で調べてくれたところによると、どうもLinuxでは、adduserではなくてuseraddらしいことが判明した。 しかし、これもまた「Command not found」とか出てきてしまう。 もちろんsuコマンドでスーパーユーザーで入力してるんだけど、どうしてもうまくいかない。そこで今度はどこかにuseraddという名前のファイルがないかどうか探してみると、 /usr/sbin/useradd というのがあった。そこで今度は、 % cd /usr/sbin % useradd -u 3000 username エンターキー とやってみた。しかし「Command not found」とかかえって来るではないか。 おかしい・・・ちゃんとカレントディレクトリにはコマンドはあるのに・・・。 もしかして、Linuxのbashrcというシェルでは、コマンドを入力されると、カレントディレクトリを検索しないのではないかなあとか考えた。 そこで今度は気を取り直して % /usr/sbin/useradd -u 3000 username エンターキー とやってみると、今度はちゃんと作成できた。 そこで次にパスワードを設定しようとして % passwd username エンターキー とやって仮のパスワードに「yamada」とか入れた。 すると、どうもなんだかこのパスワードは辞書にあるからだめだというようなメッセージがかえって来るではないか!!ああ、こんなところまで最近のLinuxはチェックするのか? それからもっと感動したのは、こうやってほかのサーバーにTelnetで入ってしまえば、SSHしか許可していないサーバーに音声環境で何とかログインできるということだ。 まあ、これをやると、根本的に自分が操作している端末とサーバーの間が生のTelnetで接続されているので、せっかくSSHでログインしている意味がない。 まあメモ代わりにかいておくと、 % slogin username@hostname.domain.com エンターキー とやればできる。その後なんだk認証キーがどうのこうのと聞いてくるから、「y」だったか「yes」と入れてやれば password: と聞いてくるのでパスを入れてエンターすれば接続できる。 まあそんなわけで、TomG君のサーバー構築計画は大きな一歩を踏み出したのでした。
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