2002年06月21日(金)
忘れっぽくて困る話
今日は授業は午後からだったので、昨日のアップローダーの続きを作っていた。 ところが、昨日試験のことをすっかり忘れていたのに引き続いて、また大事な約束をすっかり忘れていた。アップローダーを改良したり、利用者向けの掲示板を設置していると、突然俺の手元の電話が知らない携帯の番号をしゃべり始めた。もちろん約束なんかはすっかり忘れているから、もしかすると火曜日に内の学校に来た会社からの電話だと思ってすぐに受話器を取った。ところが、電話の向こうからは先週この時間にパソコンを教えると約束した人の声が聞こえて来るではないか。その瞬間に、俺は思い出して時計をみてみると、約束の時間を10分ほど過ぎてしまっていた。もし電話してくれていなければ、すっかり忘れてそのまま午後の授業までプログラムに明け暮れていたかもしれない。 ここのところなんだか俺は記記憶力が低下してきているような気がする。いままでは約束の時間を忘れることなんてほとんど無かったし、試験のある前の日にはちゃんと思い出して勉強していた。しかも、この日は事務室に学校の帰りに寄らなければならなかったのをすっかり忘れて、家の前で気が付いて大あわてでまた学校に行くと言うことをやってしまった。全く俺の頭も年を取った者だ。 今週だけで軽い失敗を含めると、6回もしでかしている。 1.かなり前に俺のところで余っている製氷皿を研究室に持って行くと友達と約束していたのに、水曜日まですっかり忘れていた事件。 2.昨日試験をすっかり忘れていて先生が入ってきてはっと気が付いて右往左往した事件。 3.今日パソコンを教える約束になっていたのをすっかり忘れていた事件。 4.今日帰りに西事務室に寄っていく予定だったのをすっかり忘れていた事件。 5.明日BLPCの会議をやる予定でいて、会員にお知らせメールを送信するのを昨日まですっかり忘れていた事件。 6.学校のWindows2000サーバーへのログインパスワードをすっかり忘れてしまった事件。 ああ、書いてみるとこんなにもお馬鹿なことをやらかしてしまっていた。しかもこの内の5項目は、昨日から今日に書けてやらかした事件だ。
それはさておき、授業が終わった後、俺は自分の教室の席にあるPC-9821シリーズのパソコンを、学校のWindows2000サーバーにログインさせて、共有ドライブを利用できるように設定してしまった。このいきさつは、俺たち3年生に割り当てられているパソコンだけが、未だにPC-98シリーズだからだ。1年と2年には新しいDOS/Vマシーンを割り当てられているのに、俺たちにはこの亜シーンしか使わせてくれない。一番の問題は予算の関係らしいが、もう一つの理由としては、2年は去年DOS/Vマシーンで授業を始めてしまったため、教室を移動するからと行ってPC-98ではキー配列やドライブレター、そしてソフトの関係で使いにくいこと、1年は今更PC-98シリーズで授業をやるなんて古くさくてできないということらしい。確かに分からなくもないけど、俺たちっていったい何なんだろうか。1年の時は情報基礎でMS-DOSしか教えてもらえないし、新しいマシーンとは無縁。これではどうしても腹の虫が治まらない。マシーンだけではない。マシーンが古いことで、Windows2000サーバーに設定されている、個人ごとの共有ドライブとも無縁なのだ。 どうも98で共有ドライブを利用することはできるらしいが、DOS/Vとの設定の共有を行うと、ドライブレターの違いの関係で、予想もできないエラーが発生する可能性があるので設定していないのだ。しかし、どうせ俺たちはおニューのマシーンとは無縁で、98にしか縁がないのだから、98の設定をサーバー側に行ってしまっても問題なさそうな気がする。 そこで、無理矢理やってしまうことにしたのだ。 まず、Windows98で複数のユーザーごとにデスクトップとかスタートメニュー、マイドキュメントやインターネットキャッシュを使う設定を行う。
まず、スクリーンリーダーをレジストリから起動する設定をしておく。PC-Talkerの場合には、スタート→プログラム→マイアプリケーション→初期化ツールを起動し、PC-Talkerの高速起動を設定する。設定後、念のために再起動しておく。 次にコントロールパネルのネットワークを開く。 出てきたら今度は、優先的にログオンするネットワークコンポーネントのところで、「マイクロソフトネットワーククライアント」を選択する。 OKボタンを押すと再起動を求めてくるので、素直に行う。なお、このときWindowsのCDを求められることがある。 起動したら今度は、コントロールパネルのユーザーを選択して設定する。 ユーザー設定の画面が開いたら、次へボタンを押してから、Windows2000サーバーで割り当てられたユーザーネームとパスワードを入れて次に進む。 その後に、ユーザーごとに異なるデスクトップやスタートメニューを使用するといったような名前のラジオボタンを選択して、次へボタンを押す。 それからユーザーごとに別にしたい者にチェックを入れた後、これらの設定を新規に作成するのか、いま使っている設定をコピーして作成するのかを選択するラジオボタンがあるので、適宜選択して次に進む。 そうすると再起動を求められるので、再起動する。 さて、まだまだ面倒な設定は続く。 お次はコントロールパネルのネットワークを開き、マイクロソフトネットワーククライアントを選択してプロパティボタンを押す。 プロパティが出てきたら、「WindowsNTのドメインにログオンする」にチェックを入れて、次に出てくるエディットボックスに、管理者からドメインを教えてもらって入力し、OKボタンを押す。すると再起動を求めてくるので、素直に従う。 これで次回からユーザー名とパスワードを入れてログインすると、共有ドライブなどが使えるようになるはずである。もし、これらが使えない場合には、ネットワークコンピュータを開き、サーバー名が表示されているはずなので、そこにエンターキーで入って、自分の共有ディレクトリにカーソルを併せて、Shift+f10キーで出てくるメニューから「ネットワークドライブの割り当て」を選んで設定する。
あああ、道のりは長かった。でも、これからは自分だけのスペースもこの作業でネットワーク上に持つことができたので、教室が変わってもどんどんホームページの更新作業とか、メールの受信を気兼ねなく行うことができる。
さて、上に書いたとおり忘れ物を取りに行った後家に帰る途中、セブンによったら例のお姉さんがいた。やっぱりあの子は絶対かわいい。
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