2002年08月21日(水)
恋の季節はこれから
今日は久しぶりにこっちに帰ってきたので、遅くまで寝ていた。ちなみに起きたのは11時だった。 それから昼飯に焼きそばを買ってきて、テレビを見ながら飯を食い終わった頃、弟子のピヨマル君が電話してきて、友達がPC-Talkerを買いたいから代わりに注文しておいてくれとか言い出したので、ともかくそいつの名前と住所を書いたメールを送ってから、こっちに現金書留で代金を送るように言った。 その後、友達のページを見に行ってみると、日記にどうも悩んでいるらしい様子が書いてあった。しかもなんだかこの文章、あまり多くは語っていないが、悩みが深刻なのが手に取るように分かる感じだった。そこで、いきなりどうしたんだと電話するのも何なので、適当な用事にかこつけて電話してみた。 するとやっぱり案の定、彼女と何かあったらしく、かなり落ち込んでいた。まあ人間という者は、何よりも大事な人に裏切られたり、大事な人がいなくなってしまったときに悲しい思いをするので、友達の悩みは分かるような気がする。 そういえば、俺も去年の10月、彼女に振られたときはかなり悲しかった。寝ても覚めてもそのことしか頭にないのだ。食べていても歩いていても離していても、彼女のかわいい声や臭い、今までの思い出が頭の中で回っていて、ちょっとすると泣きそうになるほどつらかった。しかも秋に振られたので、どんどん冬に向かって寒くなっていくと同時に、心も寒くなっていくから最悪きわまりなかった。 さて、勘の良い読者の皆様方はもしかすると上の記述に気になった部分があると思う。それは、彼女のことを思い出すときの話だ。俺たち先天性の全盲の人間は、人のこと(彼女かどうかは別の話です)を思い出すとき、その人の顔のことは全然思い出さない。じゃあ、どういう事を思い出すかというと、その人の雰囲気や声の調子、そして以外と大事なのはその人のにおいだったりする。その人が自分の恋人だった場合には、まず間違いなく手の形や握ったときの感触、髪の感触やにおいまで思い出したりする。こんな事を書くと俺たちは犬かと思われるかもしれないが、目の見えない俺たちにとって、においというのは人を識別する上で無くてはならない目印なのだ。だから大体 特徴的な人であれば、その部屋に入った瞬間に、 「あのさあ、この部屋にさっきまで○○ちゃんいなかった」 とか分かる場合もある。それから案外人を識別するのに参考になるのはその人の足音だ。これが意外に役に立つ者で、よく町の中で声をかけられて、誰だか分からない場合には適当にごまかしておいて、その後歩き出してから相手が誰だか分かるなんて言うことがたまにあったりする。 ところで、昨日読んだ本に、「人間の発情期は北半球では9月、南半球では3月だ」と書いてあった。これはどうやら人間が猿だった頃、寒い冬に赤ちゃんを出産しないように考えられた生きる知恵が、現代人の体にそのまま残っているという者らしい。よく、世間では春が恋の季節といっているが、これは大きな間違いだと俺は思う。だって実際に俺の周りの人間は、春には恋人を見つけていない。まあ例外として主任なんかは今の彼女と1月につきあい始めているが、ほかの人たちは7〜10月につきあい始めている。これが何よりの証拠だと思う。ということは、これからが恋の季節と言うことだ。がんばれ!俺。
話は大きく変わるが、どうも昨日からホームページリーダーの解析速度が遅い。読み込みそのものはケーブルテレビの回線なので早くて申し分ないのだが、ページが表示されてから読み始めるまでの速度が異様に遅いのだ。これではどうも使っていて差し支える。何でこんなことになってしまったのだろうか?さっきから調べているのだが全く原因がつかめない。
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