2002年09月01日(日)
物事を見つめる視点
今日は何度か朝早くに目を覚ましたりは下者の、結局気がついたらお昼になってしまっていた。そこでともかく何か食べようと言うことで、近くのコンビニまで買い物に行った後、夜にカレーを作ってくれることになって、隣の食料品屋で野菜やら肉屋らと買ってきた。 しかし、いくら学生街の店だからといって、にんじんやジャガイモの袋は標準の大きさだから、いくら何でも二人で食べるのは多すぎたが、無いと話にならないのでともかく買ってきた。 飯を食ってちょっと音楽を聴きながらくつろいでいると、いきなりお姉さんが 「天気がいいから掃除しよう」 とか言い出した。どうやら俺の部屋というのは片づけはできている者の、お姉さんにとってはほこりだらけだったり、電話の横に炊飯器があったり、インスタントコーヒーの置いてある棚の下にパソコンが置いてあるのが気になるらしく、いろいろとやってもらってしまった。 一応昨日の朝に掃除をやったつもりだったんだけど、やっぱり細かいところは見える人にかなわない。実際自分でも驚くようなことがかなりあったりした。 思いもよらぬところにほこりがたまっていたり、ノートパソコンの上に前の頃一度か二度コーヒーカップを置いてしまったことがあるが、そのときの後がまだうっすらと残っていたりして、本当に驚いてしまった。 それからカレーを作ってもらって夕食を食べた後、明日は寝坊してはまずいので今日は早めに寝ることにしたが、やっぱり俺の悪い癖でお姉さんに話しかけてしまって、結局寝たのは4時頃になってしまった。
しかしこの中で感じたのは、目の見える人が以下にビジュアル的な情報を中心にWebを見ているかと言うことだ。特にお姉さんの場合には、これまでずっと視覚伝達デザインを中心にやってきていたので、俺たちが画像べたべたのサイトに持っているのと同じような違和感をテキストオンリーサイトに持っていたと言う。よく考えてみれば中心としている視点そのものが全く違うのだからこのようなことは会って当然なことなのだが、これまでビジュアル的な者を全くないがしろに物事を考えていた俺には驚きだった。 そして、物事というのは、いろいろな視点から見つめていかないと、後で大きな過ちを犯してしまうのではないかと気がついたりもした。 そういえば今日は学生最後の夏休みだ。この休みが終わってしまうと、しばらくの間は自分のやりたいことをじっくりとできる時間がもてなくてちょっと残念だ。大学生活も3年目になって、ようやく自分の本当にやりたいことが見つかったのに、それができないで終わってしまったのが残念だった。 でも、今夜にお姉さんから言われた一言 「私だってTomGが画像サイトむかつくのと同じように、テキストばっかりのサイトなんてむかつく門。」 この言葉は、以下に俺が自分中心に物事を考えていたかを気づかせてくれた。そしてこの日に、こういうことをはっきりと言ってくれる人に出会うことができて本当によかったと思う。
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