2002年09月11日(水)
掲示板の修正
今日は昨日と同じ時間に起き出して、とりあえず冷蔵庫からハンバーガーを取り出して食ってから、ちょっといろいろと準備をして学校に行くことにした。 本当は今日は授業が3時間目からしか無いのだが、Winona君が卒検のことで説明があるというので早めに行くことになっていた。しかし、俺はそのとき妙な胸騒ぎがしたので、彼の元に連絡を入れてみた。昨日起こすと言っていたのに、モーニングコールがかかってこなかったからだ。ああ、男からのモーニングコール待っている俺って何なんだろう。寂しい、っつうかせつねぇ。 そんな嘆きはどうでもいいのだが、あいつに電話しても出ないときは、どこか怪しいところにしけ込んでいるか、寝ていると相場が決まっているので、学校に行ってももぬけの殻の研究室で、ひたすら彼のサーバーをハッキングするぐらいしかやることがないので、とりあえずは今今のところは行くのはやめておいた。 しばらくたっていつも俺が飯を食いに行く時間になると、やっとあいつから連絡が来て飯を食いに行くことになった。やつは俺の予測通り、床屋にしけ込んでいたらしい。全くしょうがないやつである。 ところで飯を食っていて、なんだか「掲示板に入れねえ」とか苦情を言われてしまった。昔からプロキシの制限でうちの掲示板にはこの学校の中からアクセスできないことは気にしていたのだが、どうもプログラムを改良するのが面倒でやっていなかった。しかし、こいつ、怒り狂っている。怖い、今にも者が飛んでくる矢もしれない雰囲気・・・口調は「何とかしてくれよ」とか穏やかだが、何ともいえない不気味なさっきを感じる。 「分かった、何とかする。」 「何とかするっていつだよいつ」 「まあ近いうちにな」 「なに〜〜、俺は今日中がいいんだけどなあ」 「分かった何とかしてみることはしてみる」 ということで、飯を食い終わってから昼休み中に何とか登録したプロキシサーバーのみをくぐり抜けられる設定を完成させた。プロキシ制限を全部解除してしまおうとも考えたのだが、どこかの誰かがまた嵐に来ると大変なのでそれはやらないことにした。くわばらくわばら。 その後、授業中にもかかわらず、就職活動体験日記を更新していた。なんだか俺の記憶によると、先週も授業中にこの時間、こんなことをやっていたような気がする。 ところで今回、お恥ずかしい文章ながら、俺が実際に就職活動に持っていった「自己PR文」を掲載してみた。もし皆さんの中で、就職活動中の方に少しでも参考になれば嬉しいです。 授業が終わってから、小動物君と研究室で小一時間話し込んだ後、帰ろうとするとなんだかWinona君に捕まってしまったので、朝やる予定だった卒業研究のサーバーのルータの設定をやってから飯を買って帰ってきた。 今日は久しぶりにセブンではなくてサンクスで飯を買ってきたのだが、レジに置いてあるみたらし団子に負けて買ってしまった。ああ、これだからいつになっても俺はデブなのかもしれない。 それから今日は久しぶりに読書をした。最近はどうも変なことばっかりやっていて読書なんてしていなかった。 今日読んだ本は、日本ではどうしてこんなに医療ミスが多いのかを、アメリカの医学事情を解説しながら日本の医学界を分析する本だった。 この本野作者は、アメリカで40年あまり意志をつとめた後、日本の医科大学で数年間、医学生を教えていた人だ。 この本には本当に多くのことがかかれているので、この場ではとても書けないが、特に印象に残った話は、「日本の医学生というのはアメリカの医学生に比べて全く勉強する気がない」ということだった。 俺はまさか医学部ぐらいはまじめな学生がいる者だと思っていたが、この本を読んでみると、どうも医学生も一般の大学生もほとんど変わらない者だと感じずにはいられなかった。そんな受け身の教育ばかり受けているせいなのだろうか?日本の学生には、「自分で論理的に考える力」が全くないという。たとえば、 「括弧の中に下から適切な者を選んで入れなさい。」 とか、「次のうち正しい者をえらみなさい」 とかいう問題は大得意なのに、 「○○についてわかりやすく説明しなさい」とか、 「○○について、あなたの考えを論じなさい」 などという問題を出すと全くできないと言うのである。確かにこの手の問題は俺も嫌いであるが、論理思考の大事な医学を学んでいる学生がこんなことではしょうがないと思ってしまった。 この本は「誤診列島、日本の医師はなぜミスを犯すのか」という本である。興味のある方はナイーブネットに置いてありますので検索して読んでみて頂きたい。 今のところ俺は途中までしか読んでいないが、日本の医学界のみすぼらしさを感じるとともに、病気になったときに気分的にかなり不安にさせてくれる1冊となるだろう。
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