マイクで遊ぶ


 ここは、私が趣味で買い集めたマイクでいろいろなことをして遊んだり、試した際に出た産物を展示しておくスペースです。
最初に、マイクというのは、録音機材の中で最も大切な物で有り、費用対効果の高い物であると私は考えます。
いくらよいサウンドデバイスやPCMレコーダーを買っても、音を拾ってそれを電気信号に変換してくれるマイクの性能が悪ければ、音は正しく電気信号に変換されず、それはすなわち、忠実度の低い音質の悪い録音となってしまいます。
 世の中には様々なマイクが存在します。
インターネットによる通信販売が普及した現在においては、それらのほとんどが、お金さえ出せば手に入れられます。
しかしながら、通信販売ではそれらのマイクを実際に使って試してみることはできません。従って、インターネット上の評判や、友人からのお勧めを参考にして購入するわけですが、近くに自分が候補としているマイクを持っている友人が住んでいなかったり、そもそもそんな事に詳しい友人や知人がいなかったりする場合は少なくありません。
インターネット上の判断材料も、ほとんどが文書主体の物で有り、あまり普及していないモデルにおいては、メーカーや代理店のカタログ以外の情報が存在しないケースすらあります。
加えて、よい音というのは、人によって異なります。
ノイズの量が少ない、音がひずんでいない、特定の帯域ばかりが強調されていないなど、録音にある程度精通している人であれば知っているべき基本事項以外のよい音の基準は、「評価する人が気に入る音」と言うことになります。
個人で何かを録音して公開する場合、まず、自らによる音質評価をクリアしなければ公開したくないというのが多くの方々の本音では無いでしょうか?
そうだと仮定すると、自分が気に入るマイクというのは、「自分の好きな音で録音できるマイク」ということになり、他人の文章主体の評価はちょっとした参考程度にしか鳴りません。
 「自分の好きな音」を探し当てるためには、自身で使ってみるのが最もよいのですが、多くのマイクを並べて試聴させてくれる楽器店や電気店はなかなかありません。そこで、次に考えられる方法としては、他人の録音した多くのサンプルを聞いてみることです。
ところが、私が探した範囲では、数機種のマイクの音質比較を手軽にできるページは見つかりませんでした。
そこで、私があそびで録音した物でも、参考になる人がいるかも知れないと考え、こういうページを作り、置いておくことにします。
 私が探しているのは、自宅でインターネットラジオの放送をするのに適したマイクです。
こういう目的でマイクを探しながら作ったページですので、以下のサンプルは私の部屋(鉄骨鉄筋コンクリート造りで天井の高さが4メートルぐらいあります)で簡易な卓上マイクスタンドに固定して録音した物です。
スタジオで本格的な録音をしようというプロやセミプロ、入れ込んだアマチュアの方にはこのページは向きません。
このページのサンプルを聞いて、部屋の反響やノイズが入っていると感じた方、そのことも含めて参考にしてください。つまり、こういう適当な環境では、こういう音になるというサンプルです。
高価で繊細なマイクであればあるほど、スタジオの反響やバックノイズを拾いやすく、他の機材も選びます。

モノラルマイク


プラグインパワー非対応モデル


 パソコンに接続することを前提としていない、ミキサーなどの音響機器に接続することを前提として作られたマイクです。

ダイナミックマイク


  1. Shure「SM57」
  2. Beyerdynamic「TG V30D S」
  3. Behringer「XM8500」
  4. Shure SM7B(Presence Boost On)
  5. AKG D770

コンデンサーマイク


  1. AKG C5
  2. AKG C5900
  3. AKG C747
  4. Behringer C1
  5. Road Broadcaster

プラグインパワー対応モデル


 パソコンに接続することを前提として作られたマイクです。
Skypeのマイク選びをしたい方はこの手のマイクを中心に考えるでしょう。
この種のマイクについては、「暇つぶしラジオの2011年12月19日のバックナンバー」をお聞きください。


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