何やら面白そうなタイトルではありませんか?
この作品を初めて読んでもらったのは、私が小学1年生の頃でした。
宮沢賢治の作品といえば、「注文の多い料理店」や、「風の又三郎」などの方が有名かも知れません。これら二つの作品も、もちろん読んでもらったのですが、私は、何となくこの奇妙な話を気に入ってしまい、本を読んでくれる先生を見つけると「ねぇ、蜘蛛となめくじと狸、読んで」と頼み込んで読んでもらっていました。
なぜ、この奇妙な話しが好きだったのか、よく分かりませんが、思い出深い話で、「赤い手長の蜘蛛」というフレーズがクラスで流行ってしまい、「赤い手長の」の後に、なぜか友達の名前をいって遊んでいました。
そんな懐かしい話を今度は私が読んでみようというわけです。
随筆の朗読を得意とする私がいきなり童話を読んだせいか、何となく変な気がしますが、この奇妙な物語を、是非お楽しみください。
再生リスト
関連リンク(別ウインドウで開きます)