はじめに
快適な環境から入り込んだインターネット
いざ東京へ
Yahoo!BB導入
事件発生
サポートセンターの対応
モデム交換とノイズ対策
サポートセンターお手上げだって!じゃぁどうするんだ!
現象の整理と原因考察
かなりましにはなったものの
ネットワーク調査、そして復活の兆し
もう限界
BBフォン地獄からの脱却
おまけ
はじめに
これまで快適に使えたYahoo!BB。
私の中での評価はかなりよく、ずっと使っていこうと決めていたのだが、ある日突然トラブルに見舞われ、現在もまだ改善はされたものの解決までには至っていない。
そこでこのトラブルを皆さんに紹介して、参考にしてもらったり納得してもらったりアドバイスをもらったり筆者の憂さ晴らしの材料に使用というのが本ページの趣旨である。
快適な環境から入り込んだインターネット
私がインターネットというものに初めて触れたのは、大学に入学してすぐのことだった。
私が卒業した大学の情報処理学科では、一人1台のパソコンが割り当てられ、それらはすべてインターネットに接続されていた。
もちろん大学のネットワークだからLANの常時接続ということになる。
つまり、私はモデムやTAなどによるダイヤルアップ環境を経験することなく、常時接続の快適な環境からインターネットの世界に飛び出したわけである。
そういうわけで私は初めてインターネットに触れたその日から、四六時中ネットばかりやるいわゆる「インターネットお宅」になってしまったことは言うまでも無い。
大学2年の6月に寮からアパートに引っ越したときも、第1条件は「地元のCATV対応物件」だったほどだ。
ちなみに当時の大学の上流回線は1.5MBPS。これを生徒と先生方合わせて250人程度で共有していた。
これに対して地元のCATVの当時の接続速度は下り512KBPSだったから、大学の寮にいたときよりも快適な環境を手に入れたことになる。
しかももちろんのこと、CATVには大学のようなファイアウォールは存在しないため、Webブラウズはもちろん、メールも非常に快適に使うことができた。
それに加えて接続速度はどんどん増速され、今年の3月1日時点で6MBPSになっていた。
いざ東京へ
今年の春、就職のため東京に引っ越すことになったときも、第1条件は何とか常時接続のインターネット環境が手に入る物件だった。
もちろん東京という大都会なので、立地条件のいい、CATVにも対応した物件はすぐに見つかった。
しかし、CATVの月額料金は5500円と決して安いものではないことに気づかされた。
今まではこの代金を両親が負担してくれていたため、申し訳ないと思いながらもそれほど深刻には考えていなかったが、この金がいざ毎月自分の財布からなくなると考えてみると、非常に恐ろしい話である。
そこで私は、この快適な環境を維持しつつ、月額料金を安くする方法を探すことになった。
もちろんこれはADSLしかない。電話回線が着ているところで東京と無いならほとんどどこでも利用できるし、月額料金も安い。しかも環境によっては速度も十分に出るらしい。
Yahoo!BB導入
そうと決まったら早速プロバイダ選びである。
私は元来面倒くさいことは嫌いなので、プロバイダと回線を別に契約しなければならず、接続のたびにIDとパスワードを送信しなければならないタイプのものは嫌いだった。
そうなってくると選択肢はひとつしかない。あの有名なYahoo!BBである。
Yahoo!BBなら手続きも1本で済む上に、接続のたびにIDとパスワードを送信する手間も無い。しかも料金は安いし、おまけにIP電話のBBフォンもついてくる。
まさに面倒くさがり矢で高額な電話代に悩まされている私にぴったりのプロバイダがこのYahoo!BBだったのである。
ということで、116で回線の引越し手続きをとった後、引越し1週間前に引越し先の電話を開通させておき、早速Yahoo!BBに申し込んだ。
そんな苦労の買いあって、引越した次の日に回線工事が完了し、モデムも午前中に到着した。
速度測定サイトで調べてみると、なんと8MBPSもの速度をたたき出しているではないか!!
私の済んでいるマンションは、NTT局から750メートルしか離れていない上に、伝送損失も16DBという恵まれた条件なのでこんな速度が出たのだろう。
料金が安くなった上に、こんな高速な回線が手に入り、私は満足感に浸りながら8月13日までの5ヶ月間、快適なインターネットライフを楽しんでいた。
事件発生
その事件がおきたのは8月13日、MSブラストウイルス騒ぎの始まった日の夜のことだった。
何気なくいつものようにネットサーフィンを楽しんでいると、なんだかいつもより反応が鈍くなったように感じるではないか!
具体的にはリンクをクリックしてからそのページが表示されるまでの時間が極端に長くなってしまっている。
それだけではない。メールの受信もサーバーにつながるまでの時間が極端に長くなっている。
しかもひどいときにはタイムアウトしてしまったり、「ページを表示できません」のエラーになってしまうのである。
念のため回線速度を測定してみると、なんと不思議なことに、こんなトラブルが起きているにもかかわらず、以前とまったく変わらない8MBPS以上をたたき出している。
つまり、速度そのものは変わらないのに、相手先のサーバーに接続するまでの時間が非常に長い、もしくは接続できないというトラブルに見舞われてしまったのである。
こういう場合、真っ先に疑ってみるべくはDNSサーバーである。接続速度に問題が無いということは、回線そのものには障害は起きていないはずだ。
サポートセンターの対応
そこで8月24日の夜中、Yahoo!BBのサポートセンターに電話して症状を説明すると、もしかするとIEのキャッシュが原因ではないかといわれた。
そしてキャッシュの内容とクッキーの内容を削除してみてほしいとのことで、早速実行してみたがまったく変わらない。
そのことを伝えると電話が保留されてしまい、いくら待っても音楽がなりつづけている状態となってしまった。
それにしても、これをやるとパスワードを忘れてしまったサイトなどには2度とログインできなくなってしまったり、ショッピングサイトで今までに入力した情報が消えてしまったりすると言うのに、よくもまぁ、何の説明もなしにクッキーを削除白などと言ってくるものである。
私の場合、念のためにインターネットエクスプローラのファイルメニューから「インポートおよびエクスポート」を使ってクッキーを別の場所にバックアップしてから作業を行ったのでこの後復元して何事もなかったが、重要な情報が消えてしまった人はどうするのだろうか・・・。
さて、このまま行くとまたこちらのパソコンを疑われるかもしれないと思い、別のパソコンでこの保留の間にチェックしてみる。
するとやっぱり出ます。同じ現象である。Windows2000のセカンドマシーンでも、WindowsMEのサードマシーンでもまったく同じ現象が発生しているのである。
ちょうどテストが終わったころ、保留が解除されて先ほどのお兄ちゃんが出てきた。どうもコマンドプロンプトからPingをいろいろなところに打ってみろという。
YahooのWebサーバー、デフォルトゲートウェイなどにPingを打ってみると、正常にとおるときと「HostNotFound」のエラーになったりタイムアウトするときなど、状況はかなり不安定である。
するとまた電話が保留され、今度は回線担当の窓口に回された。
そちらからリモートでモデムの接続状態を確認してもらうがまったく問題は無いらしい。
モデムの再起動もやってみるが、これまた解決の気配はまったく無い。
時々発生するこの現象以外はYahoo!BBはとても快適なのだが、この接続が遅い減少が発生すると、WindowsMessengerが強制的にサインアウトされるなど、まことに厄介である。
モデムのランプの状態を確認するようにと何回か言われたが、こんなもの私にわかるはずが無い。
そこで念のためモデムを交換してくれるというので、その到着を待つことにした。
モデム交換とノイズ対策
それから数日たった8月28日、やっと待ちに待った新しいモデムが到着した。
接続して早速実験してみるが、現象はほとんど変わらない。
まぁ以前よりはちょっとばかりましになっているが、やっぱりほとんど変わらない。
そこでその週の土曜日、友達のMogumoguさんと秋葉原に遊びに言ったついでに、ノイズ対策用のフィルタとツイストペアケーブルを買ってきて取り付けてみた。
すると、ノイズフィルタだけを使用した状態では少し速度があがったが、ツイストペアケーブルを使うとなんと2MBPSも速度が低下してしまう。
そしてどちらの状態でも例の減少は解決しなかったのである。
サポートセンターお手上げだって!じゃぁどうするんだ!
ここまでくるとさすがに頭にきて、またYahoo!BBのサポートセンターに苦情を入れるが、
「済みませんが当方では答えることが無い状態になってしまいました」
とあっさり言われ、こちらは正常なのだからそっちの何かに原因があるのでどうしようもないのような内容のことを言われてしまった。
まったく頭にくる。こっちはMogumoguさんのパソコンも含め、5台のパソコン、6本のLANケーブル、4種類のOSで実験しているのである。
これはなんとしても原因を突き止めなければ腹の虫が収まらなくなってきた。
現象の整理と原因考察
これまでの現象を整理すると以下のようになる。
- リンクをクリックしたりメールの送受信を行おうとすると反応がやたらと遅い
- FTPサーバーへの接続でも同様
- 同現象発生時、Windowsメッセンジャーが勝手にサインアウトされる
- ホスト名指定でのPingは通るときと通らないときがある
- この現象は不定期、かつ頻繁に発生する
- 発生から復帰までの時間は20秒から1分程度である
- 同現象発生時でも、ファイルのダウンロードやメッセンジャーの音声チャットが切断されることはない
- BBフォンは問題なく使えている
- 速度低下は全く見られない
これらのことを検討した結果、回線そのものには問題ないような気配がする。
モデムも交換してもらっているし、ダウンロードが切れることはないなど、通信そのものは非常に安定していることからも回線は白だ。
こうなってくると考えつく原因はホスト名解決プロセスが遅いために、サーバーへの接続を確立できないという現象だ。つまり「Yahoo!BBのDNSが悪いのではないか」ということになる。
これならHTTP、POP3、SMTP、FTPなどほとんどの通信に置いてこの現象が発生するというのも納得いくではないか。
しかし、Yahoo!BBのサポートセンターのこと、おそらくずぶの素人の私がこんなことを訴えても相手にしてくれないだろう。
それでも相手にされなければしょうがないので、なんとしてでもDNSが原因であることを証明しなければならない。
そこで、私が考えたことは、もしYahoo!BBのDNSサーバーが不安定ならば、極力それを使わなければいいというわけだ。
この方法として考えられるのは、今話題になっている1980円のソフト、驚速ADSLのDNSキャッシュ機能を使うことだ。
DNSキャッシュ機能とは、一度アクセスしたホストのIPアドレスをハードディスクの中に蓄えておいて、同じホストにアクセスしようとしたときに、DNSサーバーに問い合わせをする代わりにその情報を参照してアクセスする機能のことだ。
これを使えば、1度アクセスしたホストのIPアドレスを調べに、いちいちYahoo!BB側のDNSサーバーに問い合わせに行かない。
つまり、一度アクセスしたホストに関しては、DNSが停止していてもキャッシュが残っている間はアクセスできることになる。
これでOKならYahoo!BBのDNSの責任が確定するわけだ。
ほかのプロバイダのDNSサーバーを勝手に借用するという手もあるが、これは何となくまずい気がする。というか外部に解放されているDNSサーバーを探してくるのが結構面倒くさい。
そうと決まったらすぐに驚速ADSLを買ってきたくなる。
ところが、気づいたときにはもう午前1時、この時間にやっているパソコンショップなんてあるはずも無い。
そこでお得意のVectorのダウンロード販売で購入することにした。
かなりましにはなったものの・・・
さて、インストールしてDNSキャッシュ機能の設定をしてみると、なんと一度アクセスしたページとか、一度受診したメールアカウント、一度接続したFTPサーバへの接続速度が格段と早くなっている。
DNS検索にこんなに時間がかかっていたのかと体感できるほどの効果である。
例の現象も解決されたかに見えたのだが、しばらく快適に使っていると、やっぱり出てきてしまったのだ、「ページを表示できません」のメッセージが!!
しかし、今までのように頻繁には発生しなくなったし、復旧するまでの時間も10秒もかからなくなっている。
DNSに不具合があるのはほぼ確実なような気がする。
そんなわけで現在まだこのトラブルとは格闘している最中だ。
しかし、あえてこの状態でなぜこんな文章を書いたかというと、こういう原因不明のトラブルに遭遇してしまうと、サポートセンターも当てにならないばかりか、こちらのせいだと一方的に言われてしまい、ネットワークの知識の無い初心者の方は泣き寝入りするしか無い状況に追い込まれる可能性があるからだ。
近日中に原因を何とかこちらで特定し、もしそれがYahoo!BB側の問題であれば、徹底的に遣り合ってみるつもりなのでご期待いただきたい。
ネットワーク調査、そして復活の兆し
前回のトラブルから約1週間、DNSを疑いつつもしばらく様子を見るためにいろいろと使ってみていた。
ところが、やっぱり時々ページを表示できませんとエラーが出てしまう。
しかもメールやFTPはよくタイムアウトしたとエラーになってつながらないのである。
これでは到底納得ができない。やっぱりDNS以外に原因が考えられるかも知れない。
とりあえず暇な火を見て電話しようと思いつつも時は過ぎ、とうとう6日の土曜日になってしまった。
普段、休日は昼過ぎまで寝ている私なのだが、今日は絶好の問い合わせチャンスだ。
ということで9時40分頃に起き出して、NTTに回線調査をお願いすべく113番に電話をしてみると、NTTの方では最近工事など変わったことはやっていないとのことだった。
いずれにしてもNTT側では、回線を詳しく調査する場合、プロバイダから書面で依頼が無いとできないと言われてしまった。
さて、ここまでの資料を持ってYahoo!BBのサポートセンターに電話すると、やっぱり前回とは全く違うバイトのお姉さんが電話に出た。
とりあえず今までの状況を一通り説明すると、今回の人は案外スムーズに回線担当の人に変わってくれた。
しかし、サポートの方から遠隔操作でモデムの状態を確認して貰っても、今の辞典では全く問題が検出できないと言う。
そしてしばらく待たされた後、
「それではネットワーク調査を行いますので、2/3日の間できるだけモデムの電源を入れておいて欲しい」
とのことだった。
それにしてもこのネットワーク調査とは何をやるのだろうか。とりあえずせっかくYahooの方でも調べてくれるというのでこちらも接続環境が復活することを期待して協力させて頂くことにした。
それから1週間が経った12日までの状況だが、最初の頃は今までと変わらなかったのだが、月曜日を過ぎた辺りから状況は大きく改善されている。
ほとんど以前と同じように快適な環境に戻ってくれた。
しかし、そんな風に喜んでいた金曜日のこと、朝何気なく速度測定サイトでスピードを測ってみると、なんと今まで8MBPSの速度が出ていたのに、どんなに配線を調整しても6MBPSしか速度が出なくなってしまった。
これは何かあったのかと思い、そのときは時間がなかったこともあり会社に行って家に戻ってきてから詳しく調べてみることにした。 ところが、やはり夕方に調べても状況は全く変わらなかったため、駄目元でモデムの電源を切って風呂に入り、出てきてから(この間約30分)モデムの電源を入れ直してみるとやっと直ってくれた。
今回、私は幸いにもトラブルから抜け出すことができ、現在、快適なネット生活を送っているが、ここまで根気よくYahoo!BBのサポートに大してアタックしないと、この手の複雑怪奇なトラブルは解消されないようだ。
とにかくこの件は直ってくれたのでめでたしめでたしなのだが、未だに原因が全く分からないのが気になる。
と書いて一件落着したと思ったのだが、やっぱり駄目だった。
全く同じ現象が1週間と立たないうちに再発してくれたのである。
もう限界
そんなこんなで8月後半から9月の後半まで、いろいろと四苦八苦して1ヶ月間不安定なインターネット環境に苦しんできたわけだが、インターネットお宅の私にとっては、この不安定さはストレス以外の何者でもなかった。
これを早く何とかしなければいけないと思い、Yahoo!BBともこの後何度かやりとりをしてきたのだが、期待を裏切られて見事にネットワーク不安定な状態は改善されなかった。
そこでついに9月の後半のある日、後輩に「先輩早く光り引きましょうよ」と言われたのをきっかけに、有線ブロードネットワークスの光ファイバーサービスに乗り換えてしまった。
詳しくはこちらを参照して頂きたいのだが、これを導入するにあたり、どうしても私はYahoo!君とは手を切れない地獄にはまってしまったのである。
BBフォン地獄からの脱却
Yahoo!BBには有名なIP電話「BBフォン」が標準サービスとして着いてくる。
これは全国何処の一般電話にかけても3分7.5円で通話できるという優れもので、携帯電話には1分20円、PHSには1分10円で通話できる。
もっとすごいのは、BBフォンのユーザ同士であれば、いくら話してもなんと通話料は無料になるのだ。
私はこのサービスがあったため、友人にYahoo!BBを進めてしまっており、この関係で自分がBBフォンをやめてしまうと、いつも電話をくれる友人に多大な迷惑をかけることとなってしまう。
そこで、Yahoo!BBのインターネット接続サービスを停止し、BBフォンのみの契約に変更した。
しかし、この辺がいかがわしいYahooのやり方だけ合って、BBフォン基本料金390円(これは仕方ない)に加えて悪魔のモデムレンタル料(890円)が追加される。
これらを合計して消費税を足すと、なんと1300円を超える月額費用が発生する。
しかし、これ以外私が友人に迷惑をかけないで済む手段がないので、仕方なくこの契約だけは維持しておいたのである。
ところがある日、WebでこのBBフォンの通話明細を確認しようとしたところ、いきなり今までになかったメッセージが表示された。
「ログインエラー」というタイトルの付いたそのメッセージが示すことを簡単に言ってしまうと、
「ADSLサービス契約してない人にはここは見せません。僕はお金が欲しいので290円払って紙の明細申し込んでくれ。」
ということなのだ。これは正直困った。
このメッセージを視覚障害社の立場に立って解釈すると、
「視覚障害者の皆様にはADSLをご契約頂かない限りBBフォンの通話明細をお見せすることはできません。
申し訳ありませんが僕に使いもしないADSL料金払ってください。
そしたら見せてあげます。」
もちろんこんなの頭に来ないはずはない。
だって、別にデータベースの制限があるだけで、明細そのものはそれを解除すると見えるようになるはずだ。
もちろん紙の明細を貰っても人に見て貰わない限りこれは見られないし、人に見て貰うと言うことは自分の通話記録を全部その人にさらけ出すこと胃なるのだ。
もちろんこの件ではYBBのサポートに交渉したが、「参考にします」というばかりで全くらちが空かない。
多分一人の視覚障害者がこんなことを言っても、データベースの制限解除のボタン一つでできることをやってくれるほどこいつらは暇ではないらしい。
ということでさすがに頭に来たので機会を見て解約しようと決意した。
そんなことを考えて怒りにふるえていた12月の4日のこと、こんな私にぴったりのサービスが開始されたというニュースが飛び込んできた。
その名もLivedoor Sipフォンである。
これは専用端末を購入することで、何処のプロバイダに加入していてもユーザー間での無料通話ができるサービスだ。
別途公衆網接続サービス(月額370円)を申し込むことで、050番号が割り当てられ、全国の一般電話には3分7.5円、携帯・PHSには1分20円で通話できる。
このサービスを使えばBBフォン地獄からは脱却できるし、通話明細もWeb上からダウンロードできるらしい。
もしかするとインターネットにも光でつなげているので、NTT電話回線を解約することもできるかも知れない。
ということでついに12月26日、10ヶ月おつきあいさせて頂きましたYahoo様とはお別れすることとなりました。
Livedoor Sipフォンの端末も注文し多ところなので、年明けに開通したら別項でレポートを掲載予定である。
おまけ
ちなみに(9月1日)付でYahoo!BBは、今までWeb上で行うことができていた解約手続きを書面でしか行えないように変更したらしい。
これはすなわち、視覚障害者は単独で契約はできても「解約はできない」ことを表す。
Web上での契約はできるのに、解約ができないと言うのはどういうことなのだろうか。
もちろんこんなお知らせを見て腹が立たないはずがないので、本日もYahoo!BBのカスタマーサポートにお電話を差し上げました。
すると、「視覚障害者の方はおっしゃっていただければお電話でのご解約もお承りいたします」だそうである。
もちろん私は電話だけで解約できたので、視覚障害者の皆さんは無理して他の人に解約手続き書を書いて貰う必要はないので追記しておく。